自然素材の家にぴったりの塗り壁といえば漆喰や珪藻土が人気ですが、実は珪藻土には特有のメリットがあります。

調湿効果や空気を清浄にする機能、さらに独特の風合いで空間をおしゃれに仕上げます。

今回は、珪藻土を使った塗り壁の魅力と、自然素材の家で活かすためのポイントを詳しく解説していきます！

漆喰と珪藻土の違いとは？

自然素材を使った塗り壁といえば、「漆喰」と「珪藻土」がよく挙げられます。

どちらも美しい仕上がりと健康的な室内環境を提供する素材ですが、それぞれの特徴や適した用途には違いがあります。

ここでは、漆喰と珪藻土の違いを深掘りし、それぞれのメリット・デメリットを比較します。

～漆喰の特徴～

漆喰は、石灰を原料にしているため、仕上がりは滑らかで硬質です。

【メリット】
①防火性が高く、火災に強い建材として古くから利用されている。
②硬い表面が汚れを弾きやすく、メンテナンスが簡単。
③アルカリ性の素材であるため、カビや菌の繁殖を防ぐ。

【デメリット】
①珪藻土ほど高い調湿性能は期待できない。
②硬化が早く、施工には熟練した職人の技術が必要で、施工コストが高め。
③表面が硬いため、柔らかい印象を好む方には不向きな場合も。

～珪藻土の特徴～

珪藻土は多孔質構造で、湿気や匂いを吸着する特性があります。

【メリット】
①調湿効果が高く、結露やカビを防ぐため、梅雨や冬の乾燥対策に最適。
②消臭効果で室内の空気を快適に保つ。
③室内の有害物質やVOCを吸着・分解し、健康的な空間を保つ。
③仕上がりが漆喰よりも柔らかい印象で、温かみのある空間を演出できます。

【デメリット】
①多孔質で水を吸いやすいため、直接水がかかる浴室やキッチンには不向き。
しかし、表面を防水処理することで対応可能に◎
②硬化後も漆喰ほどの強度はなく、衝撃や擦り傷がつきやすい場合がある。
③表面が柔らかいため、特に油汚れには注意が必要。

漆喰もいいけど、ウィルホームでは珪藻土を採用しています

前述で述べた、漆喰と珪藻土それぞれの特性からみても、福島市の気候特性や住環境を踏まえると、珪藻土は漆喰以上に住まいに適している素材と言えます。
ここでは、私たちウィルホームが珪藻土を採用する理由を、福島市の湿度や気候に基づいて詳しく解説していきます。

高湿度の夏に強い調湿効果

夏場は梅雨時期や夏に湿度が非常に高くなり、家の中でも蒸し暑さや湿気がこもりがちです。
この湿気が原因で、カビやダニの発生が増え、健康や住環境に悪影響を及ぼします。
珪藻土は湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出する調湿作用を持っています。
珪藻土を採用することで、室内の湿度を50〜60％程度に保つことができ、高湿度の夏でも快適な環境に◎

冬の乾燥対策にも効果的

冬場は乾燥しやすく、暖房を使用することでさらに湿度が下がり、肌や喉に負担を感じることがあります。
珪藻土を採用することで、乾燥した環境で蓄えていた水分を放出し、室内の湿度を適切なレベルに保つため、肌や呼吸器への負担を軽減します。
暖房を使う環境でも快適な湿度を維持するため、冬場の暮らしがより快適に◎

消臭効果で快適な空気環境

珪藻土は、室内の嫌な臭い（ペット、タバコ、料理の匂いなど）を吸着する効果があります。
家族世帯でありがちなペットや調理環境での匂いの悩みを軽減し、常に清潔な空気環境を保つことができるメリットも◎

耐久性とメンテナンスのしやすさ

珪藻土は、福島市の気候においても耐久性が高く、メンテナンスが簡単！
湿度の変動が激しい地域でも劣化しにくい素材です◎
また、汚れがついても部分補修がしやすく、長期間美しい外観を保てます。

このように、「漆喰もいいけど、ウィルホームでは珪藻土でやってます」というのは、福島市の気候や湿度に最も適しているからこその選択です。
調湿効果、消臭効果、健康面でのメリット、デザイン性の高さなど、珪藻土がもたらす多くの利点は、福島市の家づくりにおいて他の素材にはない特別な価値を提供します。
ウィルホームでは、この珪藻土を使い、快適で健康的な住まいをご提案しています！

珪藻土の塗り壁が自然素材の家を素敵にする理由

珪藻土の塗り壁は、デザイン性や機能性の両面で自然素材の家を格上げする素材です。
その魅力について、デザイン面と機能面に分けてみていきましょう。

～見た目の美しさとデザイン性～

珪藻土は自然な風合いと柔らかい質感が特徴です。
この風合いは、インテリアに温かみを与え、リラックスした雰囲気を作り出し、他の壁材にはない「自然らしさ」を感じることができ、まるで空間全体が呼吸しているかのような心地よさを演出します。
また、珪藻土はカラーバリエーションが豊富で、空間の用途や好みに合わせて自由に色を選ぶことができ、モダンから和風まで幅広いスタイルに対応できます。

～機能性の高さ～

珪藻土は湿気を吸収したり放出したりすることで、室内の湿度を自動的に調整します。
また、珪藻土は熱を通しにくく、壁面の温度を一定に保つ効果があるので、夏は涼しく冬は暖かい快適な住空間を実現します。

さらに、多孔質構造が音を吸収することで、外部の騒音が軽減されます。
これにより、静かで落ち着いた暮らしが叶うという嬉しいメリットも◎

珪藻土はその風合いや特性から、自然素材の家と調和し、家全体の一体感を高めます。
無垢材の床や家具と組み合わせることで、より自然を感じる住空間に◎
また、室内から外の庭や景色とつながるデザインにもマッチし、四季の変化を楽しむこともできます。
ウィルホームでは、珪藻土の持つ特性を最大限に活かすことで、快適で美しい住まいを提供します！

珪藻土塗り壁の使い方とポイント

～使用する主な場所～

外壁に珪藻土を採用することで、メンテナンスが不要に◎
自然素材ゆえにコストがかかってしまうというデメリットもありますが、長い目で見るとコストダウンにもつながります！
リビングや寝室に使用すると、快適な湿度を保ち、リラックスできる空間を演出◎
また、トイレや玄関に使用することで、消臭効果を活かし、空気を清潔に保つことができます。
反対に、キッチンや浴室などの水分が多い場所は避け、防水性のある塗り材と併用するのがベストです◎

～塗り方の工夫～

「コテムラ」を活かしたデザインで、職人の手仕事ならではの個性を表現。
また、フラット仕上げや、模様を付ける仕上げ方法を選ぶことで、空間の雰囲気に合わせた演出も可能になります！

～メンテナンスのポイント～

汚れがついた場合には、固く絞った布で軽く拭き取るだけの簡単メンテナンス◎
また、割れや傷ができた場合でも、部分補修が容易なことも魅力のひとつです。

施工事例の紹介

ここでは、ウィルホームで手がけた珪藻土塗り壁の施工事例を紹介していきます。

〜メンテナンスゼロ！で美しい外観をキープ～

～匂いが気になる玄関も消臭効果で快適に～

～室内の汚れや傷にも簡単メンテナンス～

珪藻土を使った家づくりは、
ウィルホームにお任せください！

ウィルホームが珪藻土塗り壁を採用する理由、魅力やポイントなどを紹介しました。

珪藻土を採用するウィルホームの家づくりで、見た目の美しさだけでなく、快適性や健康にも配慮した理想的な暮らしを叶えてみませんか?
私たちウィルホームは、お客様の理想の住まいを叶えるため、珪藻土を活用した高品質な家づくりをお手伝いします！
ぜひ、お気軽にお問い合わせください！

また、ウィルホームでは定期的に見学会を実施しています。
写真や文章では伝わらない、私たちの住まいの心地よさを体感してください。