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2025.5.1 / newhouse

梅雨のジメジメ対策、できてますか? ~湿気に強い家づくりの工夫~

梅雨の時期になると、「部屋がなんとなくジメジメする」「洗濯物がなかなか乾かない」「カビや結露が心配…」なんて感じたことはありませんか?
実は、こういった「不快感」や「健康への影響」の多くは、家の性能や設計でしっかり防ぐことができるんです。

今回は、湿気やカビを防ぎながら梅雨でも快適に過ごせる家づくりのポイントをご紹介します。
これからの季節に向けて湿気対策をしたい方には必見です!

 

梅雨時期の住宅で起こりがちな悩みとは?

部屋がジメジメして、空気が不快…

室温が高くなくても、湿度が高いだけで体感温度がグッと上がります。
これが原因で、空気が重く感じたり、寝苦しさやだるさを感じることもあります。

洗濯物が乾かない、室内干しの臭いが気になる…

「外に干せない」「乾くのが遅い」というだけでなく、生乾きの臭いや菌が繁殖する問題も。
家族が多い家や共働きの家庭では、洗濯スペースの湿気管理が特に大事になります。

クローゼットや押し入れがカビ臭い…

湿気が溜まりやすい収納の中では、カビがすぐに繁殖してしまいます。
これが進行すると、大切な衣類や布団がダメになることも。

結露で窓や壁に水滴が…

高湿度と室内外の温度差で、窓やサッシ、壁に水滴が発生します。
そのまま放っておくと、カビや木材の劣化、さらには断熱性能の低下にも繋がります。

空気がこもって、ニオイが気になる…

換気がうまくできていないと、調理臭や湿気、生活臭が混ざって不快な空気に。
特に、玄関や脱衣所、トイレなど閉め切りがちな場所では、ニオイがこもりやすいです。

湿気やカビの原因は「住宅性能」にもあった!

梅雨の時期に「ジメジメして嫌だな」と感じることは多いですよね。
家の「気密性」「断熱性」「換気」などがうまく設計されていないと、湿気を逃すことができず、家の中の空気が悪化してしまうことも。

では、どんな住宅性能が湿気やカビに影響を与えているのか、具体的に見ていきましょう。

~ 断熱性能が低いと「結露」が発生しやすくなる~

断熱性能(UA値)が低い家は、外気温の影響を受けやすく、室内の温度差が大きくなります。
特に梅雨時期は、室内は冷房でひんやりと感じるのに対し、外は湿度が高くて蒸し暑く感じることも。

この温度差によって、壁や天井、窓の表面が冷えて結露が発生し、カビの原因となることもあります。

~気密性が低いと「空気がよどみ、湿気がこもる」~

気密性(C値)が低い家は、隙間だらけ。
この隙間から湿った外の空気が入ってきて、逆に室内の湿気が外に逃げにくくなり、
収納の中や床下、天井裏に湿気が溜まりやすくなったり、換気がうまく機能せず、空気がよどんでしまうこともあります。

~換気が不十分だと「湿度が高止まり」しやすい~

・寝室やウォークインクローゼットなど、閉め切りがちな部屋
・北側の部屋や窓が少ない部屋
・お風呂や脱衣所などの水回り
これらの部屋は、特に適切な換気設計がないと湿気がこもり、ジメジメした空気が充満してしまいます。

~ 調湿性のない素材は「湿度変化に弱い」~

最近の住宅では、ビニールクロスや合板フローリングなどの新建材が使われることが多いですが、これらは湿度の調整機能がありません。
そのため、湿気を吸ったり吐いたりすることなく、室内に湿気がこもりやすくなってしまいます。

 

梅雨でも快適に暮らせる湿気対策のポイント

梅雨の時期、湿気でジメジメした空気やカビの心配を感じることが多いですが、湿気対策をしっかり行えば、梅雨でも快適に過ごせます!
ここでは、簡単にできる湿気対策を4つのポイントにまとめてご紹介します。

①断熱性能を高めて結露を防ぐ

梅雨時期は温度差で結露が発生しやすい時期。
結露は湿気の原因となり、カビが繁殖しやすくなるので、結露対策が重要です。

具体的には、
・Low-Eガラスや樹脂サッシを使用する
・壁や床の断熱性能を強化する
・結露防止シートや遮熱カーテンを使用する
このような方法で温度差を小さくし、結露を防ぐことができます。

②計画換気を導入して湿気を効率的に排出する

湿気がこもる原因の一つは換気不足。
湿気がたまるとカビや健康に影響を与えることがあるため、計画換気を導入し湿気が多い場所でも効率よく換気することが重要となります。

③湿気を調節する自然素材の利用

湿気やカビを防ぐためには、湿度を調整できる自然素材を使うのが効果的です。
無垢材や珪藻土などの自然素材には調湿機能があり、快適な空気環境を保ちながら、湿気やカビの心配を減らすことができます。

これらの素材が、家全体の空気を健やかに保ち、梅雨のジメジメした季節でも、快適に過ごせる空間を作ってくれるんです。

④収納の通気性を良くして湿気を防ぐ

湿気がたまりやすいのは収納スペース。
湿気がこもると、衣類や布団にカビが発生する原因になります。

湿気対策には、収納場所を風通しの良い位置に配置することが重要です。
また、収納の通気性を良くするだけでなく、収納場所自体の配置や使い方にも工夫を施すことも大切です。

ウィルホームの家づくりが梅雨に強い理由

梅雨の湿気やカビの悩み、ウィルホームの家づくりならしっかり対策できます!
ウィルホームでは、住宅性能、素材選び、設計の3つのポイントをしっかり整えて、湿気やカビに強い家を実現しています。
では、どうやって梅雨の湿気に強い家を作っているのか、具体的に見ていきましょう。

~高断熱・高気密で「温度差による結露」を防ぐ~

ウィルホームでは、高断熱性能(UA値 0.45)と高気密(C値0.5)を標準で取り入れています。
これによって、梅雨の湿気が多い時期でも、窓や壁の表面温度が安定し、結露が発生しにくくなります。
結露が起こりにくくなることで、カビの発生を防ぎ、部屋の中を快適に保つことができます。

さらに、高気密・高断熱の家は、冷暖房の効率も向上させ、湿度が気になりにくい温度環境を作り出します。
エアコンの効きも良くなり、湿度のコントロールがしやすくなります。

~高性能換気システムで「湿気」を効果的に排出~

ウィルホームでは、24時間換気システム(第3種換気)を標準仕様として導入しています。
この換気システムは、室内の空気を常に新鮮に保ち、湿気を効率よく外に排出します。
特に、湿気がこもりやすい水回りや寝室、リビングなどで湿度を一定に保つことができます。

換気システムをうまく活用することで、湿気の滞留を防ぎ、カビやダニの発生を抑えることができます。
さらに、空気質も改善され、家の中が常に快適に保たれます。

~調湿性に優れた「自然素材」を活用~

ウィルホームでは、無垢材や珪藻土などの自然素材を積極的に使用しています。
これらは湿度を自然に調整してくれるので、梅雨時期の湿気をうまくコントロールできます。

無垢材は、湿気を吸ったり放出したりする調湿作用があります。これにより、室内の湿度が安定し、カビやダニの発生を防ぐことができます。

珪藻土は、湿気を吸収することで快適な湿度を保つことができます。
さらに、防臭効果や消臭効果もあるので、梅雨時でも空気がクリーンで快適に保たれます。

このように、自然素材を使うことで梅雨の湿気も適度な湿度に保たれ、カビや結露のリスクが減るので湿気が気になる季節でも安心ですよね。

~収納・水回りの湿気対策を考慮した間取り設計~

ウィルホームでは、湿気がたまりやすい場所、つまり収納スペースや水回りにも特別な配慮をしています。
これらの場所をうまく設計することで、湿気やカビの問題を解決し、梅雨時期でも快適に過ごせる家を実現しています。

クローゼットや押し入れには、通気性をよくするために、棚を少し浮かせたり、通気口を設けたりしています。
これにより、湿気がこもりにくく、衣類や布団が長持ちするようにしています。

湿気が発生しやすいお風呂や洗面所には、換気扇を設置して湿気を効率的に排出します。また、間取りにも工夫をして、湿気がこもらないようにしています。

収納や水回りに適切な湿気対策を施すことで、家全体の湿気問題を解決し、梅雨の時期でも清潔で快適な環境を保つことができます。

 

湿気を防ぎ、暮らしやすさが続く家づくりは、
ウィルホームにお任せください。

湿気対策のポイントや、ウィルホームの家づくりが梅雨に強い理由などを紹介しました。

湿気対策は、単なる「不快感の軽減」だけではなく、家の健康と長寿命にも大きな影響を与える重要な要素です。
梅雨の時期や湿度の高い季節に悩まされるのはもちろん、湿気を放置すると家自体に深刻なダメージを与え、住む人の健康にも悪影響を及ぼします。

私たちウィルホームは、福島の気候に合わせた湿気に負けない家づくりをお手伝いします。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

また、ウィルホームでは定期的に見学会を実施しています。
写真や文章では伝わらない、私たちの住まいの心地よさを体感してください。

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