Newhouse

2022.9.28 / newhouse

「回遊動線=暮らしやすい」ではない!本当に使いやすくするポイントとは?<事例つき>

新築の間取りを考える際「回遊動線があると便利!」と思っている方も多いはず。しかし、回遊動線は「あればいい」ものではありません。

今回は”使いやすい間取り”をコンセプトにしているウィルホームが、回遊動線を取り入れる際のポイントを紹介します。間取りにこだわりたい方は必見です。

 

回遊動線って?何故あると便利なの?

▲玄関とキッチン&パントリーが直結した間取り

 

まず、回遊動線について説明しましょう。回遊動線とは「回遊」と付いている通り、部屋と部屋をぐるぐると周れるようになっている間取りを意味します。

一番のメリットは、行き止まりがなく、移動時間が短く済むこと。移動の手間が少なくなり、家事の時短にもなると好評です。

例えば、回遊動線は以下のような間取りで採用されています。

 

例:キッチン→ランドリールーム
最近の人気動線。料理の合間に洗濯物を干したり、「お風呂上がったよー」という声を聞いてすぐに行けるなど、なにかと便利に動くことができます。

例:玄関→パントリー→キッチン
買い物終わり、重たい袋を持って移動することなく、食品収納スペースに行ける動線です。週末にまとめ買いをするご夫婦にはぴったり。

上記は、あくまで一例です。最近では回遊動線の人気が高く、多くの間取りで取り入れられています。

 

回遊動線はここに注意

回遊動線は効率的な動線ですが、注意点もあります。それは、LDKや収納スペースとの両立です。

回遊動線をつくる=通路が増えることになります。つまり、回遊動線を取り入れると、住居スペースや収納スペースが減ってしまう可能性があるのです。
中には回遊動線を入れるために、むだに廊下がある間取りを見たことも…。

 

良い回遊動線を取り入れた間取りは、回遊性とLDKや収納スペースが両立しています。

回遊動線を無理に取り入れるのではなく、生活動線上に必要な回遊動線を配置するので、暮らしやすさも抜群。それでいて、広いLDKや収納スペースはしっかり確保している。
使いやすい回遊動線は「無駄なく動ける」「不要なスペースがない」のがポイントです。

 

回遊動線を取り入れたい人は、回遊性と居住性が両立しているか、しっかりチェックしてみましょう。

 

【事例紹介】回遊動線のあるオススメ間取り

事例1:アイランドキッチンがポイントの家

回遊動線のある間取りとして、完成形とも言えるプラン。
「アイランドキッチンを家の顔にしたい」という言葉からキッチンからの回遊動線を取り入れました。キッチン→ランドリールーム→ウォークインクローゼット→リビングと回遊できます。
間取りを見ても分かる通り、無駄なスペースがなく、効率的に動けるのが分かるでしょう。

料理中に洗濯物を干す、干し終わった洗濯物をクローゼットにしまうの工程を回遊動線上で済ませられます。

 

また、クローゼットを1階に置くのも人気の動線。クローゼットが1階にあれば、朝起きてから「ごはんを食べる〜洗面台でセットする〜着替える」といった工程が1階で完結します。2階に上り下りする時間が短縮でき、朝の準備もスムーズに。

帰宅後もすぐに着替えたり、お風呂に入れるので、小さなお子様がいる家庭にも便利な動線です。

アイランドキッチンは、回遊動線と相性の良いもの。左右どちらにも移動できるので、回遊性が高くなります。「キッチン→ランドリールーム」「キッチン→ダイニング」と、移動のストレスも最小限に。

こちらの住まいは、LDKは22.5帖を確保しています。回遊動線は取り入れつつ、無駄なスペースは省くことで、広々リビングを叶えています。

 

事例2:玄関・キッチンの両方からアクセスできる回遊動線

洗面台を、玄関とキッチンから2WAYからアクセスできるようにした動線。
帰宅後の手洗いうがい、料理中に洗濯物を干す畳むなどの動作をスムーズに出来るようにしています。

玄関からリビングに向かう動線には、階段下収納を設置。デッドスペースになりがちな場所も有効活用し、とことん無駄なく動けるようにしています。

この住まいで、特にこだわったのは造作の洗面台。お子様が女の子なので、将来のことを考えて洗面台は広々としたスペースを確保しています。家族が並んで使えて、朝の時間も混雑せずに準備ができそうです。

回遊動線を取り入れる際、「見られていい場所」と「見られたくない場所」を考えて配置することが重要です。
このお家では「こだわった洗面台はお客様にも見せたい!」と、洗面台を通ってトイレに向かう動線にしました。手洗いうがいが重要な時期なので、玄関から入ってきたお客様を洗面台にスムーズに案内できるのもポイントです。

反対に、事例1で紹介したお家では、玄関近くにトイレを置いています。ランドリールームやクローゼットはプライベートな空間として、お客様に見せない間取りです。

 

回遊動線にすると扉(入り口)が増えるため、プライバシーの確保を考える必要があります。回遊動線をどこに置き、どこを見せて、どこを見せないか。間取りを考える際は、ぜひ注目してみましょう。

 

本当に使いやすい回遊動線にするポイント

失敗しない回遊動線を取り入れたいなら、以下のポイントも抑えておきましょう。

 

1日を振り返り「理想の暮らし」を明確にする

回遊動線を取り入れる場合、まずは1日の生活動線を考えてみましょう。例えば、あなたは朝起きてから家を出るまでどのように動くでしょうか?

朝ごはんを準備しつつ洗濯物を干す人なら、キッチンとランドリールームを回遊させて、同時に行えるようにする。

朝は必ずシャワーを浴びて準備する人なら、お風呂やランドリールームと仕事着をしまうクローゼットが近いと準備もラクになる。

 

このように「どのように暮らしたいか」に合わせて回遊動線を取り入れましょう。回遊動線により、どの工程をラクにしたいのかを明確にしておくと、プランを依頼する際にも役立ちます。

 

「何故、回遊動線にしたいのか」を考えてくれる設計士にお願いする

家の間取りを考えるのは設計士です。プラン力のある設計士であれば「何故、回遊動線を取り入れたいのか」をしっかり考えてくれます。

上記でも書いた通り、回遊動線を作ればいいというものではなく、「どう暮らしたいか」を叶えるものです。その人の暮らしを考えず作られた間取りは、いずれストレスの元にもなります。
回遊動線のある間取りにする場合、「どうして回遊動線が必要か」を理解し、プランに反映してくれる設計士にお願いしましょう。

 

実際の回遊動線を体験してみる

写真や文章で見ただけでは、「どのように動くか」をイメージしにくいもの。実際に回遊動線を取り入れた住まいを体験してみることで、「この動線、便利だな」「私の生活なら、こっちの動線がいいかも」と分かります。

ウィルホームでは、定期的に新築の完成見学会を開催しています。回遊動線は多くの住まいで取り入れているので、ぜひ会場で実際に見て、体験してみてください。

 

使いやすい回遊動線のある間取りならウィルホームにお任せを

ウィルホームの新築は、完全自由設計の注文住宅。お客様の暮らしを丁寧にヒアリングし、間取りに反映していきます。

回遊動線のある間取りも、お客様の「こうしたい」に合わせて考えていくので、スムーズに動けて暮らしやすい毎日を叶えます。

 

まずは、私たちの住まいをぜひ見学にお越しください。実際に私たちの住まいを体験することで”使いやすい間取り”を体感できます。

 

ウィルホームのコンセプトや施工事例をまとめた資料もご用意していますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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