Newhouse

2023.7.28 / newhouse

30坪以下の平屋でも家族4人でゆったり暮らせる!間取りのポイントや注意点を解説<実例つき>

最近、注目されている30坪以下のコンパクトな平屋。

「平屋は土地が広くないと建てられない」と思われがちですが、30坪以下でも家族4人でゆったり暮らせる3LDKの間取りを実現できるのです!

今回は30坪以下の平屋をつくる際のポイントを解説。

20坪の平屋の実例もご紹介するので、コンパクトな平屋を建てたい!と考えている方はぜひ参考にしてください。

 

30坪以下の平屋は、実際どのくらいのサイズ?

建坪30坪あれば、家族4人でもゆったり暮らせる3LDKの間取りをつくれます。

LDKや各個室も、広々としたスペースを確保できるでしょう。間取り次第では4LDKも可能です。

建坪25坪以下の平屋は、坪数的には非常にコンパクトですが、工夫すれば家族4人で3LDKの間取りも実現可能。

ただし、LDKの広さは制限されるので注意です。

 

コンパクトな平屋は、建築費用が安くなるメリットがあります。

「将来、子どもは独立するし、夫婦2人で暮らせる広さがあればいい」と考える方は、25坪以下のコンパクトな平屋も検討してみましょう。

 

コンパクトな平屋をつくる際の間取りのポイント

無駄な動線はとことん省く

コンパクトでも暮らしやすい平屋にするには「無駄な動線=廊下」をいかに無くせるかがポイント。

リビングから各部屋に直結させて動線を短くすれば、坪数をカットできます。
家が広ければ広いほど動線も複雑になるので、シンプルな動線を意識することが重要です。

 

LDKは必要最低限の大きさに

25〜30坪の平屋で3LDKの場合、間取り次第でLDKは18〜20帖ほどの広々空間を確保できるでしょう。

しかし、25坪以下で3LDKの平屋なら「LDKは必要最低限の大きさが確保できればいい」と考えてください。

広々リビングに憧れる方は、やや物足りない印象になることも。

ちなみに、LDKは16帖ほどあれば、家族4人でも十分ゆったりと暮らせますよ。

▲16帖ほどのLDK。キッチン横にダイニングテーブルを置いてもリビングは広々。

 

ファミリークロークやランドリールームをつくる

コンパクトな坪数でも、収納スペースはしっかり確保しましょう。

オススメはファミリークロークやランドリールームの設置。

ファミリークロークは家族の普段着をまとめて収納することで、寝室や子ども部屋のクローゼットスペースをカットできます。

ランドリールームも、洗濯から室内干しまで出来る広さを確保しましょう。スペースがなく、洗濯物をリビングに干すことを避けられます。

▲人気の乾太くんも設置したランドリールーム

いずれも2〜3帖ほどの広さがあれば十分です。服を収納する場所・洗濯物を干す場所と決めておくと、住居スペースでゆったりと過ごせます。

 

壁面収納を上手に使う

効率よく収納スペースを確保するには、リビングや廊下の一部の壁面収納を有効活用しましょう。
あらかじめ収納する物を決めて、そのサイズに合わせて造作棚をつくると、より便利です。

 

可変性のある間取りにする

コンパクトな平屋の場合、多目的な空間を用意するのも一つの手段です。

例えば、お子様が2人いるご家庭は、3LDKの間取りが主流です。しかし、2LDKの間取りで、リビングを広くした平屋をイメージしてみましょう。

お子様が個室が必要になる期間は寝室と個室を使わせて、両親はリビングで就寝。リビング内に建具で仕切れる和室を設ければ、就寝の際にも困りません。

こんな間取りなら、お子様の独立後に部屋を余らせることもなく、老後はリビングだけで暮らせるようにもなります。

可変性のある間取りにすることで、何十年先も暮らしやすい平屋を叶えられます。

 

30坪以下の平屋をつくる際の注意点

採光を意識する

平屋は周囲が建物に囲まれているなどの状況により採光が取りにくいことも。

平屋での採光問題を解消するには、家の形をL字型やコの字型にすると◎。

真四角の平屋は家の中央が暗くなりがちですが、L字やコの字にして窓を増やしたり、中央に中庭を設けると、明るく開放的な平屋になります。

中庭とリビングをつなげると、視界が外にぬけ、リビングがより広く感じられる効果もあります。

 

プライバシーの確保

平屋はプライバシーの確保が難しい面があります。

家族のプライバシーを重視するのであれば、LDKを寝室や子ども部屋と直結させない間取りがオススメです。
個室との間にホールを設置する、短い廊下を挟むなどの工夫をしましょう。

また、家族それぞれの居場所をつくることも重要です。
例えば、リビングのソファーで寛ぐ家族と、キッチンにいる家族が干渉しない動線を意識すると暮らしやすくなります。
動線だけでなく、家具の配置も考え、家族それぞれが寛げる場所を考えましょう。

素材にこだわる

30坪以下のコンパクトな平屋は、使う素材によっては安っぽい印象を受けることも…。

建築費を抑えられる分、壁材やフローリングには自然素材を使うと良いでしょう。質の高い自然素材により、上質で心地よい住まいを演出できます。

ウィルホームでは、壁には珪藻土、フローリングには無垢材を使用しています。
自然素材は調湿作用が高く、夏も冬も快適に過ごせます。開放的な平屋で、裸足で歩く気持ちよさは格別です!

 

<実例紹介>30坪以下!コンパクトな平屋の実例

ウィルホームで建てた、20坪ほどのコンパクトな平屋の実例を写真と一緒に紹介します。

 

シンプルライフを叶える、21坪の平屋

ご家族3人で暮らす、建坪21坪のコンパクトな平屋。
「必要最低限の物で暮らせる家」をコンセプトに、シンプルで無駄のない間取りにこだわりました。


リビングは14帖とコンパクトですが、勾配天井で縦の空間をつくり、窮屈さを感じさせないようにしています。
オークの無垢材と珪藻土、窓からの明るい光で心地よく過ごるように。


キッチンの後ろの扉を開けると、ウォークインクローゼット→主寝室へとつながる間取りに。回遊動線でLDKから無駄なく動けるようにしています。

子ども部屋は玄関側の離れた場所に配置し、プライベートをしっかり確保しています。

 

20坪で3LDK!無駄をとことん省いた平屋

20坪のコンパクトな建坪に、3LDKを実現した平屋。
「必要最低限の大きさがあればいい」との要望があり、無駄な動線を省いたシンプルな間取りに。
L字型の平屋で、中央には駐車スペースを完備しています。


ダイニングスペースはカットし、キッチンとリビングを広々と使えるように設計。家具を置いてもスペースに余裕があるので、スムーズに動けます。
珪藻土の壁材は消臭効果もあり、嫌な生活臭を感じさせません。


廊下のスペースを無くすため、リビングから水回り・子ども部屋へ直結する間取りにしています。

キッチンからランドリールームへ行き、洗濯と料理を同時進行。
お子様が帰宅後はリビングを通って部屋に行き、顔を合わせる機会を増やす。

無駄な動線を削ることで、家事がしやすい&家族がゆるやかに繋がる平屋となりました。


主寝室はリビングから離れた場所に配置。寝室の前には壁面収納を設けています。
収納力抜群なので、ご夫婦の物だけでなく季節用品などを収納するのにもぴったりです。

 

コンパクトな平屋なら、ウィルホームにご相談を 〜プランのご提案は無料です〜

「平屋で30坪以下って狭いのでは?」と思われがちですが、実物を見てみると「20坪くらいでも十分かも」と納得する方も多いです。

コンパクトで暮らしやすい平屋を検討中の方は、ウィルホームに一度ご相談ください

ウィルホームは、自由設計&自然素材を使った家づくりで、快適で心地よい住まいをご提案しています。

間取りの提案は無料で行っていますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

 

また、定期的に完成見学会も開催しています。実際に私たちの間取りを体感し、使いやすさを実感してみてください。

 

お問い合わせはこちら
http://www.t-kensou.jp/contact/

見学会情報はこちら
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