Newhouse

2024.5.30 / newhouse

16帖のリビングを広く見せる。少ない帖数でも広いリビングに見せるコツ

物価高により、土地代も高騰している今。少ない坪数でコンパクトな家を希望する方が増えています。

「坪数が少ないと、広いリビングには出来ない…」と考える方も多いですが、実はそれは間違い。「広いリビング=帖数が多い」とは限らないと思います。

今回は少ない帖数でも、リビングを広く見えるコツをご紹介。この記事を読めば、16帖のリビングもに広く見える工夫が分かります。

「20帖だから広い」という考えはNG。その理由とは

大前提として、リビングの広さを考えるとき、帖数にこだわる必要はありません。

例えば、左の画像のように物が多かったり、空間設計が考えられていないと、どんなに広い部屋でも「なんだか窮屈だな」と感じてしまいます。

反対に、右の画像のようにシンプルな部屋だと、少ない帖数でもゆったりと過ごせます。

つまり、リビングを広く見せるために必要なのは、帖数ではなく「間取り」や「空間設計」なのです。

16帖のリビングが20帖に見える?
少ない帖数でも、広く見せる4つのコツ

少ない帖数でも広いリビングに見せるコツを、詳しく紹介します。

①視界を遮るものを作らない

部屋が狭く見えてしまう原因の一つに「視界が開かない」があります。

無駄な柱や収納スペースによる壁の凸凹があると、視界が遮られて開放感を感じられない空間になります。

また、動線を重視しすぎた結果、リビング内に無駄なスペースがうまれ、凸凹とした間取りになることも…。

コンパクトな坪数では、動線を意識しながらも、無駄をとことん省くことが重要です。

 

②収納スペースは設計段階から考える

限られたスペースを有効活用するためにも、後付けの収納棚はなるべく使わず、壁面や階段下といった空間を収納スペースにしましょう。
特に壁面収納は、壁の凸凹も生じないのでオススメです。

▲写真右にあるのが壁面収納スペース。

 

大事なのは、間取りをつくる際に何をどこに収納するか考えることです。

掃除機はよく使うからリビング内に置きたい、ストック用品はキッチン近くがいい…など自分のライフスタイルに合わせて、収納スペースの広さや位置を考えましょう。

ウィルホームでは間取りを作る際に「この収納スペースには何を入れるのか」といった細かい部分まで見ていきます。
必要な収納スペースをしっかり確保しているので、収納棚を買い足すお客様はほぼいません。

収納棚をなるべく置かず、壁面収納に物を入れるだけでも、お部屋が広く感じられますよ。

 

③壁に”余白”をつくる

少ない帖数のリビングでは、暗い色の壁よりも白色の壁がオススメです。

白色は光を反射するので、明るく開放的な空間を演出してくれます。
反対に暗い色の壁だと、陰影がうまれ圧迫感を感じてしまいます。

ウィルホームの室内デザインは、白い珪藻土の壁×無垢材フローリングが鉄板です。
LDK内で、アクセントクロスを使うこともほぼありません。

一見すると「こんなにシンプルで大丈夫なの?」と思われがちですが、余白があることで家具を置いても、空間がゴチャゴチャとしません。

④家具のサイズを設計士と共有する

間取りを作る際に、家具のサイズをあらかじめ設計士と共有すると、より理想の空間に近づきます。

ダイニングテーブルやソファーの大きさが事前に分かっていれば、そのサイズに合わせて間取りを考えるので「家具を入れたら狭く感じる…」という事態を避けられるでしょう。

また、帖数が少ないリビングの場合、背の高い家具をなるべく使わないようにすると、より空間が広く感じられます。

 

【事例紹介】16〜18帖のLDKでも広々とした家

ウィルホームは無駄のないシンプルデザイン住宅で、少ない帖数でも広々と感じられる空間設計を得意としています。

見学会に来たお客様も16帖ほどのリビングを見て「もっと大きいと思った」と驚くお客様も多いです。

最後にウィルホームの”コンパクトだけど広々”な住まいの事例を紹介します。

 

LDK16帖!吹き抜けで開放感をプラス

こちらのお家のLDKは約16帖。吹き抜けにすることで開放感と縦に伸びる空間をつくりだしました。

白い珪藻土の壁、天井と床には無垢のオーク材、そしてアイアン手すり。
使う色を減らすことで余計なものが視界に入らず、より広々と感じられます。

キッチンの後ろにはカウンター、ダイニング横には壁面収納もあり、収納には困りません。

 

建坪27坪!変形地でも暮らしやすい間取り

こちらのお家は、コンパクトな変形地と難しい条件が重なっていましたが、土地の形状を活かし、奥行きをのあるLDKを実現。

なんとLDKの大きさは14帖ほどと超コンパクト!

窓から入る光や緑豊かな景色で明るさと開放感が感じられるので、窮屈さはありません。

ダイニング付近には、造作収納スペースを豊富につくりました。

お子様がいる家庭ですが、物をしっかりと収納でき、生活感のない綺麗なお部屋で過ごせているそうです。

 

外の景色も家の一部にして、18帖でも広々

こちらも設計が難しい、変形地の家。変形地を活かした間取りで、LDKは約18帖の広さを確保しました。目線が奥に抜ける空間設計なので、帖数以上の開放感を感じられます。

「吾妻山が見える、この土地に家を建てたい」という施主様の希望をくみとり、ダイニングには大きな窓をつけました。造作カウンターでほっと一息をつきながら、四季折々の景色を楽しめます。

ダイニング・キッチンには大きな壁面収納があるので、生活用品をまとめて収納できます。

また、キッチンのすぐ隣には、ランドリールーム&WICがあり、料理の合間に洗濯物を畳むなど、家事の同時進行もしやすい間取りになっています。

シンプル&コンパクトな21坪の平屋

「シンプルな家がいい」という施主様の要望により出来た、21坪の平屋。とてもコンパクトなサイズですが、無駄が一切ない間取りで暮らしやすさは抜群です。

LDKは14帖ほどですが、折り上げ天井にすることで縦の空間をつくり、広々と感じられるように。

キッチンの横の壁面収納は、パントリーとして活用。凹凸のないフラットな空間にしています。

キッチン後ろの扉を開けると、広々としたWICへとつながります。造作棚をたくさん造ったので、お洋服だけでなく生活用品もまとめて収納できます。

写真右にあるマグネットボードは、お子様の学校のプリントを貼ったり、家族のスケジュールを共有したりなど、あれこれ使える優れものです。

16帖でも、広く見えるリビングをつくるなら
ウィルホームの設計にお任せください

「リビングは20帖ないと狭いから、好みじゃないけどローコスト住宅にしようかな…」というお客様も中にはいるかもしれません。

繰り返しになりますが、帖数が多い=広い部屋ではありません

リビングを広く見せるには「空間設計」や「間取り」が重要なのです!

 

帖数にとらわれて、好みではないローコスト住宅を買うのは勿体無いです。
少ない坪数でも工夫すれば、広々と見えるLDKを実現でき、建築コストも抑えられます。

ウィルホームは完全自由設計で、お客様の予算や要望を聞きながら、家づくりをしています。
少ない坪数や変形地でも、希望に沿った家づくりをしますので、まずは一度ご相談ください。

 

また、ウィルホームでは定期的に見学会を実施しています。
写真や文章だけでは伝わらない、私たちの広々と見える&実用的な間取りを体感してください。

 

無垢の木、珪藻土など 自然調和する
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