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2020.3.6 / blog

無垢フローリングの魅力とは?

床材の主流といえばフローリング。その中で人気のある【無垢フローリング】は、デザイン性もよく家具やカーテンなどのインテリア選びも楽しくなります。今回はそんな無垢フローリングの特性や魅力についてご紹介します。

 

目次

・無垢フローリングの特徴

・無垢フローリングの種類

・こんな方におすすめ

・デメリット

・それでも無垢床をおすすめしたい

 

無垢フローリングの特徴

無垢フローリングとは丸太から切り出された一枚板のことです。合板フローリングと違い、丸太からそのまま切り出されているため、木の質感がそのまま表れます。自然の木目が感じられるので、肌触りが気持ち良く、子供たちにも優しいです。 無垢板には導管という水の通り道だった空間があり、そこにある空気が熱を伝えにくくしてくれます。無垢床は温かく冬でも素足で歩ける、といわれるのは、手や足で触れたときに体温が無垢床に奪われにくいので、ヒヤッとしないためです。

また無垢材は、切り出された後も呼吸を続けているため、湿気があるときは吸収し乾燥しているときは水分を放散します。この無垢材の持つ調湿機能が、より居心地のよい空間をつくってくれます。

無垢フローリングの種類

 

ひと口に無垢材といっても、樹種次第でデザインや質感が大きく変わります。

数ある無垢材の中でも、ウィルホームがおすすめする無垢材をいくつかご紹介いたします。

 

・ナラ(オーク) ブナ科コナラ属の広葉樹

ドングリの実をつける木です。耐久性は無垢材の中で最も強く、傷もつきにくいため、細かい傷をつけたくない方にはお勧めです。木目が細かく控えめなので、和風、洋風どちらでも合う樹種です。綺麗な木目と虎の皮のような模様が混ざり合うデザインなので、昼と夜で表情が変わります。シンプルなかっこよさを演出したい方にオススメです。

≪オーク(節あり)を使ったLDK≫

 

・タモ モクセイ科トネリコ族の広葉樹

反発力が強いため、野球のバットや家具に多く使われています。耐久力が強く傷がつきにくいのは、ナラ(オーク)と同じですが、大きく異なるのは木目です。ナラの細かい木目とは違い、「まさに木の木目」なタモは自然が産んだ美しさといえます。明るく、木のナチュラルさを強く感じたいデザインの住宅におススメの木材です。

 

・カバ(バーチ) カバノキ科シラカンバ属の広葉樹

白を基調とした色彩を持つ樹種です。表面がなめらかなので、幼稚園の遊戯場や体育館、ダンスホールなどに多く使われています。木目が優しいので家具やラグにも合わせやすく、特に北欧家具のお部屋との相性がいいです。子供にも優しく、北欧デザインが好きな方にオススメです。

 

・クリ ブナ科クリ属の広葉樹

線路の枕木などに使われていた、非常に丈夫で虫に強い木材です。硬く傷もつきにくいですが、ほかの木材に比べ耐水性が高いため、長持ちします。成長が早い木なので、木目の波が非常に強いです。強い木目を楽しみたい、床の素材感を強調したい、キッチンなどをシンプルに見せたい方へオススメです。

 

・アカシア マメ科アカシア属

濃淡がある模様なので、色味も強く重厚感があります。硬く粘りがあり、衝撃や曲げにも強いので、土足で入る店舗などに多く使われています。強い模様の中に、品のある光沢もあるので、床だけでその家のデザインが完成します。ステンレスキッチンやアイアンとの相性がとても良いので、床を主役にしたい方にお勧めです。外壁材のアクセントなどに使うのもオススメです。

≪アカシアをアクセントに使った外壁≫

 

・杉、ヒノキ

ヒノキ科の針葉樹 杉、ヒノキ共に日本を代表する住宅建材。真っすぐな木目は縦方向の力に強く、柱などに多く用いられます。綺麗な木目は時間と共に美しい色に仕上がります。非常に柔らかい為、赤ちゃんのハイハイや床に座ることが多い方は、柔らかい床が非常に気持ちよく感じられます。木材の中の空気層が多い為、フローリングの中で一番温かさを感じられます。反面、衝撃に弱く、傷がつきやすいですが、そんな傷も味わいになっていきます。また、ある程度の傷やへこみは簡単に補修ができます。住む人、子供にやさしい家を建てたい方にオススメです。

以上。一部ご紹介いたしました。一見選ぶのが難しそうですが、どんな住み方、デザインにしたいかで考えれば、自分たちにあった無垢材が選べると思います。

 

・こんな方へオススメ

木材別でも少しご紹介しましたが、無垢材のフローリングはこんな方にオススメしたいです。

〇家の中で木の風合いを感じたい。

〇経年劣化を楽しみたい。住む人と同じように、家が変化していくのも楽しみたい。

〇住む人にやさしい自然素材を使いたい

〇素材を活かしたデザインを重視する家にしたい

 

このようにお考えの方は、無垢材を使うことによって、より満足度の高い家づくりができると思います。

 

無垢床のデメリット

ここまで無垢のフローリングの魅力についてお話ししましたが、無垢床を採用する際の注意点についても確認しておきましょう。

・半年~1年ペースでオイル塗装

無垢床をいつまでも綺麗に保つために必ず必要になります。

 

・水滴汚れには敏感に

無垢材は呼吸する材料なので、撥水せず、水も吸収して今います。

綺麗な水ならすぐに拭き取れば問題ありませんが、ワインなどは気づかずに放置してしまうと、拭き取りだけでは汚れが取れない場合があります。

 

・導入コストが高い

通常のフローリング材と比べると、材料が高価なだけでなく、大工さんの張り手間がかかるので、割高になります。

 

それでも無垢フローリングをおすすめしたい

デメリットが気になりますが、それでもやはり無垢材のフローリングをおススメしたいです。LDKの床だけでも無垢材にすることでデザイン性や快適性がぐっと上がります。年一回のメンテナンスも、家族の恒例イベントにして、オイルを塗ったその日は旅行に行ってもいいかもしれません。ウィルホームでは、比較的手頃な無垢材もご用意しています。

お気に入りの無垢材に包まれた空間は、マイホームをもつ喜びをより一層高めてくれます。

 

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